ラグビーワールドカップの国籍問題は日本だけじゃない!参加国全ての外国人選手の人数の実態!

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国籍問題が急浮上!

日本代表の歴史的勝利で初戦を飾ってからはや数日。

これまでラグビーとはまったく縁がなかった方でも、あれだけの劇的勝利を見てしまったからには次の戦いも見ないわけにはいかなくなっただろう。

ラグビーのルールは詳しく知らなくても、日本が24年ぶりに勝利したことは心の底から感動し、褒め称える出来事だ。

だが手放しに喜べない事情もきっとあるだろう。

それが日本代表選手のなかに外国人選手がいるということだ。しかもかなりの人数。

 

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「なぜ外国人選手がいるのか。」「そしてなぜあれだけの人数もいるのか。」

と、疑問に思う方もいると思う。

「なぜ外国人選手がいるのか。」についてはこちらを参照してほしい。

→ ラグビーワールドカップ日本代表の外国人選手の国籍は?帰化してる?

 

外国人選手がいるのは日本代表だけじゃない!

テレビやニュースを見て、「日本代表にはなぜあれだけの外国人選手がいるんだろう?」と不思議に思ったことが私もある。

また「国籍はどうなってるんだろう?」といったことも気になっていた。

 

そこで調査してみると、ある海外メディアでラグビーワールドカップ2015本大会の参加国20ヶ国の外国人選手の出身地・人数について調べていた記事があったので紹介しよう。

→ Foreign-born players at RWC 2015

 

少しわかりにくいかもしれないので、ここでまとめておく。

まず表の見方から。

PLAYER(選手名) POS(ポジション) BIRTH COUNTRY(出身国)

ELIGIBILITY(参加資格)

となっている。

 

参加資格とは、ラグビーの国際ルールで決められた、外国人が他の国で代表として参加できる条件で、以下の3つがあるが、ここでは日本代表を例にしてみてみよう。

  1. 本人の出生地が日本である
  2. 両親または祖父母のうち1人以上が日本生まれ
  3. 本人が3年以上継続して日本に在住している

 

この3つの条件のうち、1つでもクリアしていれば、外国人選手でもわざわざ帰化することなく、外国籍のまま日本代表として出場することができるのだ。

 

さきほど紹介したこちらの海外メディア( Foreign-born players at RWC 2015 )の表の ELIGIBILITY(参加資格)の欄を見ていただくとわかると思うが、さらにわかりやすく説明していこう。

ELIGIBILITY(参加資格)の欄に表示されているものには以下の3つがある。

  • Parent
  • Grandparent
  • Residency

※Parent:親 Grandparent:祖父母 Residency:居住

 

これを上記の国際ルールに当てはめてみるとわかりやすい。

ParentとGrandparentは2つ目のルールに適用され、Residencyは3つ目のルールに適用される。

 

これを理解したうえでもう一度こちらをご覧いただこう。

→ Foreign-born players at RWC 2015 

 

ラグビーワールドカップ2015本大会に出場している国は全部で20ヶ国。

そのうちの19ヶ国が外国籍の外国人選手がいるというから驚きだ。

たった1ヶ国だけが純粋に自国の選手で構成された代表チームなのだ。そのたった1ヶ国というのはアルゼンチンである。

 

各国の代表選手の外国人の数

そして気になるのが、参加国それぞれの外国人選手の人数だ。ちなみにラグビーワールドカップでは控え選手も含めて全31名がいる。

そのうち試合に出場できるのは15名で、選手交代はラグビーワールドカップ2015では8名まで可能となっている。

 

それでは今回のラグビーワールドカップ2015に出場している各国の外国人代表選手の数を見ていくことにしよう。

上から順に外国人選手の人数が多い国が並んでいる。

13人:サモア
12人:トンガ
12人:ウェールズ
11人:日本
11人:スコットランド
10人:フランス
9人:オーストラリア
9人:イタリア
9人:アメリカ
5人:カナダ
5人:アイルランド
5人:ニュージーランド
4人:ルーマニア
3人:イングランド
3人:フィジー
2人:ナミビア
1人:ジョージア(グルジア)
1人:南アフリカ
1人:ウルグアイ
0人:アルゼンチン

この結果を見ると日本代表が際立って外国人選手が多いというわけでもなさそうだ。

 

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他のスポーツでは考えられない?

ラグビーワールドカップではこういった国籍問題が取り上げられているが、他のスポーツではどうなのだろうか。

よくサッカーなどでは、「日本代表になるために外国人が日本に帰化し、日本国籍を取得した」という話が出ることがある。

もちろん他のスポーツでもそうした現象は見られる。

今回のラグビー日本代表選手のなかでも、現在は日本国籍を取得しているが、元は外国籍だった選手が複数名在籍している。

彼らはすでに日本国籍を取得しているので、外国人選手ではなく、日本人としてプレーしていることになる。日本代表には11名の外国人選手がいるとお伝えしたが、外国籍の外国人選手は実際にはもっと少ないことになる。(※正確な人数は不明だが少なくとも5名は帰化し日本国籍を取得済み)

 

さて、話を戻そう。

ラグビー以外のスポーツでは外国人が参加することはおかしいのだろうか?

日本国内の野球やサッカーなどのプロのチームを見ると、外国人選手は普通に存在している。

一方で、日本代表となると、選手は日本人というのが一般的な認識だろう。

だが、監督やコーチはどうだろうか?

サッカー日本代表ではここしばらく、外国人が監督を務めている。そしてコーチにも外国人がたくさんいる。

また、海外の代表チームで日本人がコーチや監督として教えていることもある。

 

今や国の代表チームは自国の選手、監督、コーチで行うスポーツではなく、その国を愛し、全力でプレーまたは指導することができる人が国の代表チームとして選出されるようになっているのだ。

また帰化してまで代表チームとしてプレーしたいという思いは並の人間では決断できない勇気が必要だ。

その勇気を持って、帰化してもバッシングを受けることだってある。

 

容姿は日本人ではなくても、心が日本人であるならば、彼らはもしかしたら容姿が日本人の我々よりも日本を愛しているのかもしれない。

そう思うと彼らが背負って立つ「日の丸」を全力で応援していきたい。

 

ラグビーワールドカップ2015の日本代表の目標はベスト8だ。

残りの試合全てをこの目で見届けたい。

 

追記

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でもラグビーワールドカップ同様、外国人選手が出場できる資格が存在していることが判明。(読者の方より情報提供頂きました。)

WBCの参加資格は

  • 当該国の国籍である

  • 当該国の永住資格を有している

  • 当該国の出生である

  • 両親のどちらかが当該国の国籍である

  • 両親のどちらかが当該国の出生である

いずれのどれか1つでも満たしている場合は参加資格が与えられる。

 

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4 件のコメント

  • ラグビーの世界大会は、旧大英連邦大会がもとになっており、国際的普及率としては低い(競技人口が少ない)。そのためワールドカップとして参加国を広げようとするとレベルがそろわないので、現在のような、他の競技には見られないようなグズグズの参加資格としているのではないか。サッカーなどは非常に厳しい。ラグビーはそれだけ世界的には競技人口が少ないので苦肉の策ともいえます。野球も似たようなものですが。

    • タケコプターさん

      確かにラグビーの競技人口は他の国際的スポーツよりも圧倒的に少ないですよね。
      現在の参加資格の場合、野球やサッカーの(たとえば日本vs韓国などの)試合で国際的情勢や政治的背景の影響を受けて衝突する可能性が低いのかもしれません。
      純粋にスポーツのみで競い合うのなら、現状の参加資格のほうが見ている側としても楽しめますよね。

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