大阪の大阪中央体育館で行われている2017グランプリシリーズ第4戦のNHK杯。羽生結弦が前日の公式練習で右足首の靭帯を損傷し、欠場することとなった。また村上大介も出場予定となっていたが、急性肺炎となり、大会直前の4日前に代役として友野一希(とものかずき)がグランプリシリーズに出場することとなった。
友野一希はグランプリシリーズ初出場となりデビュー戦となった。そんな友野一希とはいったい誰なのだろうか?
この記事はザッとこんな感じ!
フィギュアスケート友野一希(とものかずき)とは!?かわいいのに面白い!?
友野一希は1998年5月15日に大阪の堺市で生まれた。自宅から徒歩5分のところにスケートリンクがあり、幼い頃からスケートには親しんできていた。また母親がフィギュアスケートをしていたこともあり、頻繁にスケートリンクには通っていたそうだ。
だが、友野一希本人はフィギュアスケートよりもアイスホッケーやスピードスケートなどのモノマネをして遊んでいたとか。
フィギュアスケートに本格的に取り組みだしたのは8歳の時で、2016年の世界ジュニア選手権では15位、翌年の2017年には9位と浮上した。また2016年のグランプリシリーズスロベニア大会では3位に入った。全日本ジュニア選手権で優勝したこともある実力者だ。
そして今年の2017-2018シーズンからシニアに転向した若きスケーターだ。
そんな友野一希は日本の男子フィギュアスケート界屈指のエンターテイナーで有名なのだ。それは2016年12月に行われた全日本選手権のエキシビジョンに登場した彼は、警察官のコスプレにはふさわしくないかわいい犬耳をつけていたのだ。
ノービス時代から個性を活かしたプログラムで演技を披露してきた友野一希。
本人曰く、
観客のみなさんの歓声とかすごくて、スケートリンクを独り占めできてっていうのが、たぶんうれしかったのかな
とコメントするあたり、大阪人の血が流れていると思わせられる。
同志社大学の1年生の友野一希は小さい頃は女の子のような顔をしていたようだ。今でも女性らしい中性的な顔立ちは変わらず、かわいいと評判だ。かわいいのに個性的な演技を披露する彼のグランプリシリーズデビュー戦のNHK杯では爪痕を残せるか、どこまで世界の選手を相手に戦うことができるのかにも注目が集まっている。


女優の剛力彩芽に似ているような気がしないでもない。お茶目でかわいい友野一希は今後、注目したいスケーターの1人になるだろう。
そんな友野一希はフィギュアスケート界のプリンスとして
明日の日本男子フィギュアを担う逸材
として紹介されている。
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![]() anan SPECIAL 世界フィギュアスケートのプリンスたち / マガジンハウス編 【ムック】 |
村上大介の代役でグランプリシリーズNHK杯に初出場!
NHK杯に当初は出場予定だった村上大介が急性肺炎のため欠場することとなり、代わりに出場することとなった友野一希(とものかずき)がシニア転向後、初のグランプリシリーズに登場した。
友野一希はショートプログラムでパブロ・デ・サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン 」の曲を使用して観客が手拍子をするほど演技を魅了した。気になる得点は技術点43・80点。構成点は36・08点。合計得点は79・88点で6位という上々の結果で初日のショートを終えた。
表現力にはかなりの自信がある友野一希。ショートはあまり得意ではないようだが、演技中には笑顔も見られた。そして演技終了後には自分でも納得のいくすべりができたのだろう。ガッツポーズをしてみせた。
そんな友野一希のグランプリシリーズデビュー戦、NHK杯ショートの演技動画をご覧いただこう。
【動画】2017グランプリシリーズNHK杯ショートプログラム|友野一希の演技
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