2017年は日本各地でもブラックフライデーが流行しているようだ。だがまだブラックフライデー自体の認知度が低いこともあり、主要都市や大手企業だけが取り入れているような状況だ。
そんなあなたもきっとブラックフライデーの存在をつい最近知った、またはブラックフライデーってなに?と思っているかもしれない。
何を隠そう、私もその1人だ。
名称は以前から何度か聞いたことがあったが、よく意味はわかっていなかった。また、人から説明されたりもしたが、日本とは関係ない話(当時は)でまったく興味がなかったのだ。それが近年、ブラックフライデーを日本でも導入する企業が少しずつ増え始め、2017年の今年はテレビなどでもCMを放送するようになり、その認知度が急に上がったような印象を受けた。
ではその気になるブラックフライデーとはいったいなんなのか?どんなことをしているのか?どういった意味があるのか?そして最も気になるのが”セール”をしているらしい・・・?ということだろう。それらについて詳しくお伝えしていく。
この記事はザッとこんな感じ!
ブラックフライデーとは!?
11月も下旬に入り、一気に寒さが増してきた季節にホットなニュースが飛び込んできた。それは「ブラックフライデー」というものだ。
「ブラックフライデー」とはなんなのだろうか?そう思われた方もきっと多くいたことだろう。
テレビのニュースなどを見る限り、なにやら11月23日(祝日)の勤労感謝の日から週末にかけてまでどうやらセールをしているらしいという情報を嗅ぎつけたことだろう。
どうして急に「ブラックフライデー」という名前が出てきたのかも不思議に思った人もいるはずだ。
まず、「ブラックフライデー」はアメリカで行われている年末商戦のひとつで、感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日のことを指している。
本来、宗教的な意味合いが強く、礼拝や教会で神に感謝を捧げる。というものだったが、現在ではその意味合いが弱まり、親族や親戚、また友人などと集まり大切な時間を食事会で過ごす。といったものに変貌している。
ブラックフライデーと呼ばれる理由〜その1〜
アメリカで行われる感謝祭は祝日で、翌日のブラックフライデーは祝日ではないが連休となるところも多い。そしてこの日が年末のクリスマスセール初日にあたるとされている。小売店の売上が年間で最も多いとされているため、”黒字”になることから・・・
黒字になる金曜日
これが
ブラックフライデー
と呼ばれるようになった理由だ。
ブラックフライデーと呼ばれる理由〜その2〜
感謝祭の翌日はクリスマスセールが街中で開催されるようになるのだが、アメリカのクリスマスセールは日本よりも遥かに熱気を帯びている。
店先の道路には人・ひと・ヒト・・・
店舗の中にも人・ひと・ヒト・・・
どこもかしこも人だらけで、黒山の人だかりができてしまうほど!
そんなことからも「ブラックフライデー」と呼ばれるようになった。
ブラックフライデーと呼ばれる理由〜その3〜
ブラックフライデーと呼ばれる理由の上記2つが店舗側の理由だが、もう1つは客側の理由もある。
年末商戦のクリスマスセールには大の大人たちが子どもや家族や、友人や恋人、大切な人のためにプレゼントを買いに奔走し、たくさんのお金を消費する傾向がある。それもそのはずでセールのため商品が安くなっているからだ。これにつられて商品をたくさん買ってしまう・・・
そう、客にとっては
「大量にモノを買わされてしまう暗黒の日」
となるわけだ。
せっかくのクリスマスプレゼントなのだから、ネガティブな思考でいてほしくはないが、そういう受け止め方もできるということだろう。
3つ目のブラックフライデーと呼ばれる理由については、いかにもあとづけのような気がするが、客目線で考えると妙に納得できる。
これら3つの理由からアメリカの感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日はクリスマスセール初日のため「ブラックフライデー」と呼ばれるようになったというわけだ。
ブラックフライデーと呼ばれる理由の1つ目だけを知っておけば問題ないだろう。あとの2つはうんちく好きの方は覚えてくと良いだろう。
以上が「ブラックフライデーとは?」とそれに付随して「ブラックフライデーと呼ばれる理由」となる。
日本ではイオンやトイザらス、GAPやユニクロ、Amazonまで激安セールを開催!
アメリカのブラックフライデー事情は分かったが、今年からは日本でもブラックフライデーと称し、セールを開催する企業が目立ってきた。
なかでも大手企業だと
ブラックフライデーに合わせてセールを開催するということでかなり目立っている。
その他にも
でもテレビCMで告知をする力の入れようだ。
イオンでは23日(祝・木)の午前0時よりブラックフライデーセールを開催し、多くの客で賑わったようだ。
お得っていうレベルのものじゃない
といった客の声もあるほど、その価格の安さにビックリするほどのようだ。
企業側にとっては安くしすぎて
黒字になる金曜日
が
赤字になる金曜日
ブラックフライデー改め、レッドフライデーにならないようにしていただきたい。
GAPでもブラックフライデーセール開始前から多くの人が集まり、行列を作るほど賑わっていた。先着100名にセーターを100円で販売。また先着400名には1着50%OFFになるカードを配布するなど太っ腹な企画を実施した。
Amazonはサイバーマンデーを実施する模様だ。
ブラックフライデーの3日後の月曜日は、オンラインショッピングの売り上げが増えることからサイバーマンデーとよばれる
Amazonのサイバーマンデーは12月8日(金)18時〜11日(月)23時59分までとなっている。Amazonでは今年最後のビッグセールなので、セール対象商品が2000万点以上、50%OFF以上の商品も多数用意されるようだ。
年始の福袋も良いが、年内に良いものを安く買っておきたい方には
ブラックフライデーやサイバーマンデーをかしこく利用しない手はないだろう。
ハロウィンもそうだが、日本では海外発のイベントが定着化してきている印象がある。
ブラックフライデーやサイバーマンデーも今後、定着することになるのだろうか。
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