今日(2019年7月25日)未明、北朝鮮が飛翔体を発射したとの情報が入ってきました。
5月4日、9日に短距離弾道ミサイルを発射していますが、2ヶ月半振りとなる発射に韓国軍は情報収集を急いでいます。
飛翔体の落下位置はどこで、日本や韓国との距離はどれくらいあるのでしょうか?
またどれくらい影響があるのかも気になるところです。
この記事はザッとこんな感じ!
北朝鮮の飛翔体の落下位置はどこ?
現在、韓国軍が情報収集を急いでいるところなので、今回の北朝鮮の飛翔体がどこに落下したのか、その位置まではまだわかっていないようです。
しかし、北朝鮮が飛翔体、短距離弾道ミサイルを放つときは日本海に向けて打っています。
前回、北朝鮮が短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射したときの飛距離は約420キロと約270キロの位置に落下しています。
今回もおそらく短距離弾道ミサイルだと思われますが、その精度は徐々に上がっていると言われています。
距離はおそらく前回と同じ程度の飛翔体ではないでしょうか。
精度を上げるために打っていることと、北朝鮮の軍事力強化を誇示し、米韓との交渉を優位にすすめるために飛翔体を打っていると予想されます。
飛翔体の日本との距離はどれくらい?
今回の飛翔体が日本からどれくらいの距離の位置にあるのでしょうか?
残念ながら、現在はまだ正確な落下位置については判明していません。
そのため日本からどれくらいの距離の位置に飛翔体が落下しているかは不明です。
しかし前回は約420キロの距離を飛んでいます。
発射位置から420キロの位置だと日本との距離はどれくらいになるのでしょうか?
東京から北朝鮮の距離は1191キロ離れています。
北朝鮮から420キロの位置に飛翔体が落下したとすると、
1191−420=771
日本の東京まで771キロの距離に落下していたことになります。
今回の飛翔体がどれくらいの距離を飛んだのかは不明ですが、およそ600キロの距離を飛翔体が飛んだ場合、北朝鮮よりも日本の東京のほうが距離が近くなります。
ましてや日本海側の地域ともなればもっと近くなるということです。
飛翔体の日本への影響は?
北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイルのような飛翔体を発射した際、日本にはどんな影響があるのでしょうか?
各国には定められた排他的経済水域というのものがあります。
排他的経済水域は200海里あります。
1海里は1852mなので
200海里×1852m=370.4キロ
となります。
排他的経済水域の200海里とは、つまり370.4キロ以内となるので、北朝鮮の飛翔体は日本の排他的経済水域には及んでいないため、なにも影響はないとされています。
もし、今回の飛翔体が820キロ程度の距離を飛んでいた場合は、日本の排他的経済水域を侵していることになるので、日本は北朝鮮に対して措置は取るでしょう。
しかし、これまでに排他的経済水域を侵害したことはないので、おそらく今回も大丈夫だと思われます。
北朝鮮の飛翔体が及ぼす日本への影響は今のところそれほどありませんが、北朝鮮が外交を優位にすすめるために牽制してきていることは間違いありません。
核の非核化を早急に実現してほしいですね。
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