体操の世界選手権団体で日本が金メダルを獲得したばかりだが、日本時間の今日、10月31日、男子個人総合が行われた。
内村航平は団体で鉄棒の落下や床でもミスをしてしまったが仲間が高得点を稼げだしていたため、なんとか優勝することができていた。そんな内村航平は体操世界選手権、男子個人総合で今大会までに5連覇を達成している。今日、優勝したことで6連覇という偉業を成し遂げることになった。
後半には内村航平の動画も紹介紹介している。

この記事はザッとこんな感じ!
速報!体操世界選手権、個人総合で内村航平が6連覇達成!
体操世界選手権、個人総合で内村航平が見事に6連覇を達成した。団体・個人で内村航平は完全制覇を成し遂げることができたのだ。2位との差は1.634も離れており、内村航平が圧倒的に強いことが今回の世界選手権でまた証明された。
1位 | 内村航平 | 92.332 |
2位 | M.ラルデュエト | 90.698 |
3位 | デン・シュウデイ | 90.099 |
内村航平はこの日、調子がよく最初の種目の床から優勝を狙えるような演技だった。
床 | 15.733 |
あん馬 | 15.100 |
つり輪 | 14.933 |
跳馬 | 15.633 |
平行棒 | 15.833 |
鉄棒 | 15.100 |
14点台はつり輪の1種目のみでそれ以外の5種目はすべて15点台という高得点。つり輪も14.933とわずかに15点台に届かなかっただけだ。
【動画】内村航平、優勝、6連覇の瞬間
内村航平の跳馬の動画と最終種目演技の鉄棒の動画をご覧いただこう。
さらには優勝が決まった瞬間の動画もご覧いただきたい。
内村航平、跳馬の演技☆ 素晴らしい〜〜☆☆完璧‼️ 個人総合優勝6連覇にむけ大きな演技 pic.twitter.com/MC9q6SpNsJ
— 南州 日本っていいネ (@yuewanwan) 2015, 10月 30
内村、鉄棒の着地‼️ 本当に強い、素晴らしいです。☆☆ pic.twitter.com/ikUIL7NHmn
— 南州 日本っていいネ (@yuewanwan) 2015, 10月 30
内村航平はこの日、着地でもかなりの安定感があった。最後の鉄棒でも一歩も動かずピタリと止まった。彼には独自の技はないが、精度がずば抜けて高い能力を持っている。世界で6連覇するにはこういった大技ではなく精度の高さも求められるということが内村航平を見ればわかる。
内村航平は演技が終わった瞬間、優勝を確信したかのようにガッツポーズ、そして観客を煽るように「もっと盛り上がれ」というしぐさを見せた。
そして、得点が決まり優勝、6連覇が決まった瞬間、指で6連覇を表しているしぐさにも魅せられた。

体操の世界では誰もが内村航平を目標にしているがこの男を超える人物があらわれる日が訪れることはあるのだろうか。
内村航平は本当に強く、安定している。若手の成長も見てみたいが内村航平が何連覇までするのかいつまでも見ていたい。
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